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ギャラリーでシタール

島の友人が結婚指輪を作るため、ギャラリーに来てくれた。

約一年間、島を離れてインドやらスペインやら旅をしてきた彼らが結婚を決めて、この島に帰ってきたのだ。

休日の雫ギャラリー、

インドで購入したシタールを持ち込んで、僕のために演奏してくれた。

誰もいない休日のギャラリーに倍音が響く。

ちいさな箱の中で音が巡り、駆け抜けていく。

初めて聴いたシタールの音の中で、僕はまるで浮遊しているようだった。

ううん、ギャラリーでシタール、アリかもしれない。

僕の大好きなミュージシャンの彼、イラストレーターの彼女。

二人のアーティストと創る指輪はどんなものになるのだろうか。

二本の指輪に一つの愛が生まれるといい。

もうすっかり秋めいてきた屋久島の空の下に、

また一つ、新しいものが生まれようとしていた。

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by kei-jewellery | 2012-10-31 22:48

秋の空と二冊のマンガ

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一番好きなタイプの雲。

秋の空は本当に美しく、心に響きます。

昼から人と会い、何件か仕事を済ませて、買出しをしてアトリエに。

アトリエに帰って、アトリエの改装第一弾のテーブルを組み立てる。

その合間に

小玉ユキ先生の“坂道のアポロン”を読破。

島の友人の友人ということで勧めてもらって読み始めたのだが、

面白いです。

いや、本当に面白いです。

9巻まで一気に読ませてくれます。

そして、間髪いれず、

東村アキコ先生の“海月姫”を読み始める。

ムッチャ面白いです。

今、日本の才能はマンガ業界に集まっているのではなかろうか。

そんなことを強く思わせる2冊でした。

秋の空の下、自分の世界を育む時間が流れています。

みなさんも、ぜひ♪
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by kei-jewellery | 2012-10-29 23:21

むっちゃきれい

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雫ギャラリーの夕暮れ。

昨日今日と

たくさんの出会いと

たくさんの出来事、

もうあんまり、覚えていないです。

“今”を

がーっといくのがいいですね。

結局はそれしかないのですから。

この夕日を

今を

みんなで味わいたいと思って、

周りにいる人たちに、声を掛けてみた。

みて、みて、むっちゃ夕日きれいやで。
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by kei-jewellery | 2012-10-29 00:31

月の輪郭

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十三夜。

こうやって月の写真を撮るときは

被写体以外の対象物を一緒に組み込むと、

構図がうまく決まります。

被写体がより浮き立って見えるのです。

他者がいるから自分という存在が輪郭を帯びるように。

大切な友人がそばにいるとき、

それを照らすことの出来る存在でありたいと思います。

大切な友人にそばにいてもらって、

いつも自分のことを照らしていて欲しいと思います。

照らされて、自分を発見し、

照らすことにより、自分を省みる。

そのサイクルの中には愛があって、心がある。

たまには少し、自分を離れて、

自分よりも少し大きなサイクルの中に身を置けば、

案外、物事はダイナミックに進むのかもしれないですね。

僕たちが息をするリズム

毎日寝起きをするリズム、

繰り返す波の満ち引きのリズム、

大切な人と僕のリズム、

いろいろなバイブレーションに呼吸を合わせていたいです。


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by kei-jewellery | 2012-10-27 22:42

はじめの第一歩

大阪から友人が。

染色・織もの作家さんで、大学を卒業してプロとしての第一歩を踏み出す彼女。

僕と妻と話をすると心が軽くなる、といつも言ってくれるけれど、

僕たちの方こそいっぱい大切なことをもらっているような気がした。

今では当たり前のように作家として活動することが、

当たり前ではなかったとき、

真摯にそれを望んでいたときの自分を思い出す。

忙しいとか時間がないとか、そういったものとは全く違った場所にある幸せな気持ちを掴むことが出来たような
気がして、嬉しかった。

今まで人生をかけて大切に育んできたものを“発表”という形で世に出すとき、

それが大きすぎて、なかなか最初の第一歩を踏み出すことができないかもしれないけれど、

どうか勇気を出して最初の第一歩を踏み出してほしいと思う。

人生においては、踏み出せたということが立派な成果なのではないかと思うし、

踏み出すのを躊躇するほど真剣に打ち込んでいることがある、ということはそれだけで十分な価値のあることで、

人に感動を与えることの出来る立派なアイデンティティーであると思うから。

僕はそんな作品や人生に出会いたいし、

僕自身もそうありたいと思っている。

彼女は大阪での個展を開催し、プロとしてデビューすることになるだろう。

色とりどりの絵画のような織ものが壁を美しく飾るのを観てみたい。

また一つ楽しみが出来た。

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by kei-jewellery | 2012-10-26 23:13

けっこう好き

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何気ない一日。

ビーチに出ると何気なく、

いつもの空が。

すごくエキサイティングで

すごく美しくなくても、

やっぱり特別なのですね。

こんな一日、

けっこう好きです。
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by kei-jewellery | 2012-10-25 23:14

制作と感情

紫陽花をモチーフにしたネックレス

ナノハナをモチーフにしたネックレスを立て続けにつくる。

昨日、友人に託された森のことを想いながら作業は進む。

弾ける水しぶき、

躍動する水の流れ、

変化し続ける音、

僕の心から思いが溢れて、作品にこぼれ落ちていく。

新しいイノチが生まれていく。

二つの作品がひと段落し、

次にオウレン、プルメリア、コスモス、フヨウ、ミカン、ルリハコベ、のネックレスの制作の準備にかかる。

屋久島の季節がよみがえる。

感情が溢れ始める。

この思いを抑え切れなくて、また僕は作業を続ける。

たくさんの人に届けばいいと思う。

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by kei-jewellery | 2012-10-25 00:19 | ジュエリー

the time to go

森へ。

島を去ることになった友人が大切にしている場所に連れっていってくれた。

僕の妻と彼、三人で川沿いの森を歩く。

そこは太古のままの美しさが残る森で、

色鮮やかな苔の絨毯に覆われた場所だった。

僕たちは誰もいない森を一列になって歩いていく。

友人が先頭で次に僕が、その後に妻が。

別れはいつもとつぜんに訪れる。

同じ島にいて、そんなに頻繁に会うわけでもなかったのだが、

こういう場面に直面して、その存在がいかに大きかったのかということを知る。

そういうものなのかもしれない。

確かに僕は助けられていたのだ。

清流の流れが

右へ、左へ、

うねり、はじけ、

力強く、

この地球を躍動している。

なんて楽しそうなのだろう。

なんて自由なのだろう。

水はチカラのカタチで、

限りのない可能性がこの世界に満ちている。

僕はこの世界の一部で、

この溢れるチカラが僕自身でもあるのだ。

大切な仲間と三人で

今、この美しさの中に在ることが嬉しくて、たまらなくなってくる。

絶え間なく変化し続けるカタチ。

川の流れのように、僕たちは変わり続ける。

急激に変化する周りの景色は、

まるで車窓から見た景色のようで、

実は、変わっていくのは走り続けている僕なのかもしれない。

新しいキャリアを積む旅に出る彼は

新しい列車に乗り込み、どんな景色を眺めるのだろうか。

その景色がどこまでも美しく、

そして、僕の景色とどこかで繋がり続けることを願っている。

「さ、そろそろ行きましょうか。」彼が声を掛ける。

その潔い言葉が彼らしくていいなと思った。

そろそろ、行く時間だ。


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by kei-jewellery | 2012-10-23 23:42

蝶々のように

今日は一日アトリエの中で過ごす。

妻と二人で遅めのブランチを食べて、

そのあと、ガーっと事務仕事をする。

少し注文が詰まっているので、

今週、来週の作業の段取りを立てて、

必要な分量よりも多目に材料を注文した。

ひらめきを得たときにすぐにそれをカタチに出来るように。

蝶々のように、軽やかに。

石やチェーン・金具関係や消耗品、パッケージや地金の注文を夕方に終え、(これが結構骨の折れる作業なのです)

そこからホームページのリニューアル作業に。

パソコンの前でガガーっと打ち込みまくる。

“より広い分かち合いを目指して、写真や文章をエッセンスとして加えて表現することを始めました。

身に着けて、観て、読んで、たくさんの方法でみなさまに感じていただけると思います。”

こんな想いの元に、かなり長い間つくってるなーー、と思いながら、

今日はパソコンの前でほとんどの時間を過ごす。

いろいろな準備や

いろいろな整理

そんなことも一度しかない“今”なのだと思うと、

とても楽しい作業になってくる。

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by kei-jewellery | 2012-10-23 00:13

あたらしい波

今日は雫ギャラリーオープンの日。

大切な人に

感謝の想いを伝えたり。

大切な人と

かけがえのない今を過ごしたり。

大切な人と

特別な夜を過ごしたり。

たくさんの愛に、

温かい時間に、

今日も雫ギャラリーは包まれていました。

いつもとは少し違ったつながりの中で生まれる一つの波に揺らされながら、

あたらしい時間が流れていく。

静かに、

穏やかに。

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by kei-jewellery | 2012-10-21 23:38


ケイ ナカムラ ジュエリーは屋久島発のジュエリーブランドです。作家・中村圭がジュエリーと写真と文章で、日々の美しさをお届けします。しずくギャラリーとホームページにて、作品を観て頂けます。


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