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おわりのはじまり

6月2日よりオープンする雫ギャラリーの内装工事、最後の工程を行う。

一月から始めた準備も今日でようやくひと段落、

本当にいろんなことがあったなあ、と思慮にふけりながら部屋の床をモルタルで塗り続けた。

家主さんをはじめ、お世話になっている金物屋(材木屋)さん、応援してくれているたくさんの地元の方々への感謝の気持ちで心が満たされてきて、あたたかい気持ちになる。

出来上がったものを所持することを意識しながら進めていた工程がいつの間にか、その瞬間瞬間を楽しむための工程へと自然と代わっていった。

それでいいのだ。

工事の間、一日一日が楽しく、いつも光り輝いていた。

そのために僕は在るのだ。

これから新しくはじまる何かの予感を体全体で感じながら、僕はおわりの作業を進めた。


工事が終わり、駐車場に車を止めて空を見上げると、

そこには超満天の星空が広がっていた。

星たちはキラキラと呼吸をするように輝きながら、完全なバランスの位置関係を示していた。

それをみていると

“この世界において変化することのないカタチというのは星の位置関係しかないのではないだろうか(生まれたり消えたりはもちろんしますが)”

というイメージがふと頭の中に現れてきた。

ここから全てが始まり、生まれてくるのではないのだろうか。

そんな考えがぼんやりとしたベールを纏ったまま僕の中をさまよう。

何かに少しだけ近づくことが出来たような気がした夜だった。


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by kei-jewellery | 2012-05-29 01:50

黄色い縁

エアコンの取り付けは結局、黄色い服のおやじさんに頼むことになりました。

縁って不思議ですよね。

もちろん、靴も黄色です。



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今日もどんどんブローチ作ります。

こちらも6月2日オープンの雫ギャラリーにて展示する予定です。

やっぱり、シダは大好きですね。

ゴールドのプレートとダイヤモンドを葉脈のラインに沿ってちりばめています。


黄昏と高揚


みなさまどうぞ、観にいらして下さいね。

今日も来てくださってありがとうございます。

良い夜を♪
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by kei-jewellery | 2012-05-23 23:10

そらをみあげるじかん

よしっ♪

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by kei-jewellery | 2012-05-23 01:24

なのはなのブローチ

冬の寒い日、菜の花に感動して絶対に作ろうと心に決めていたのが、今カタチになりました。

なのはなのブローチです。

シルバーで創った土台に金箔を貼り、ダイヤを埋め込んであります。

金箔はやっぱり日本的な美しさを感じさせてくれます。

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あたたかいヒカリを身につけよう。



こちらは雫ギャラリーにて展示を予定しています。

雫ギャラリーは6月2日にオープン致します。

みなさま、ぜひいらして下さいね。

他にも季節を感じるジュエリーがいっぱいです。

いつもありがとうございます。

明日も素晴らしい一日を
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by kei-jewellery | 2012-05-21 22:43 | ジュエリー

黄色い服の助っ人

雫ギャラリー電気工事の約束の日。

予定の時刻より40分ほど経った頃に黄色い服を着た見知らぬ男の人が現れた。

黄色い服の男は早足で敷地の中に入り込んでくる。

「おはようございますー」と、僕は反射的に優等生的な返事をしてしまう。

いったい誰なんだろうか。

そう思ったとき、後ろからもう一人の男がひょろっと現れた。

約束していた電気工事のおじさんだ。

二人は足早にギャラリーの周囲をぐるりと回り、部屋の中を入ったり出たりしながら、モウレツなスピードで
話し続けている。

自己紹介のないまま、事は進み続ける。

黄色いおじさんが誰なのかは全然分からない。

二人の話すモウレツなスピードの屋久島弁(おそらく)の会話を集中して聞いていると、そのなかに
“蛍光灯”とか“扇風機”という単語を聞き取ることができた。

おいおい、このギャラリーでは蛍光灯なんか一本も使う予定もないし、ましてや扇風機なんか設置するはずもないんだ。

いったいどうなっているんだ。

なにがおこっているんだ。

「僕は中間に住んでいまして、普段はジュエリーを、、、」
とりあえず、ビジネス本で読んだとおりに自己紹介をしてみるが、黄色いおじさんはいっこうにお構いなく部屋の中をチェックし続けている。

僕の話なんか全然聞いていない。
ここでは、マニュアルは通じないのだ。

仕方が無いので二人のやり取りを眺めていると、黄色いおじさんは僕が依頼していた電気屋のおじさんに工事の段取りをレクチャーしているようだった。

電気屋のおじさんの助っ人だったのだ。

黄色い助っ人のおじさんと電気屋のおじさんは一通り話をした後、僕に向かって一気に話かけてきた。

「クーラーはここには着かないから、この壁の上で。風のまわりが悪ければ、ここに扇風機をつけるんでコンセントをここに。配線の処理はウチにちょうどよいパイプがあるからそれをつかおうか。」

いったい、ここはどこなんだ。

僕は大学四年生の卒業旅行でフィリピンに行ったとき、ミンダナオ島からシャルガオ島に渡るためにボートを
チャーターするために現地の船乗りと四苦八苦して交渉したときのことを思い出した。

ここは集中しないといけない。自分の意見をしっかりと通さなければ絶対にダメだ。

「いや、扇風機は絶対に着けないです。場所はここで決めているので、電源は各部屋に一つずつ左右対称にセットしてください。」

集中しろ。

「コンセントは出来るだけ足元に設置していただいて、配管はそちらにあるものを使っていただいて結構です。」

ふう。言えた。

黄色い助っ人のおじさんは何故かニヤリとして、電気工事のおじさんとの打ち合わせに戻った。



屋久島の、僕の住む南のエリアでは電気屋を営んではいないが、工事の資格を持っていて近所の電気工事を請け負っている方が各集落に一人づつくらいいらっしゃる。(もちろん、きちんとした電気屋さんもあります)
電気屋さんと同じように、大工仕事を請け負う方もいらっしゃる。

この島に来たばかりのときはこのフリーランスの職人さんたちの存在にかなり驚いたのだけれど、いまではすっかり馴染んで仕事をお願いするためにお家まで訪ねるようになっている。

実際、かなり大変なことも多いのだけれど、僕の人生には今まで存在しなかったこの“ゆるやかで楽しい”関係性をついつい頼ってしまう。

誰かが工事をしているときは手伝いに行く、引越しのときは一緒に荷物を運ぶ、飲み会のときは一品ずつ持ち寄って楽しむ、など、屋久島に来て初めて知った事は本当にたくさん在る。(屋久島以外でもこういった関係を持たれている方々はいっぱいいると思いますが)。

あたたかい人の営み

そんなあたりまえのようなことが僕にはいつも新鮮で、ここでしっかりと行われこていることに僕はいつも救われているような気がする。

電気関係が得意な人が周りの家の電気工事をする。

なんてシンプルなんだろう。

職業ってこういうものなんだ。

僕はいったいここで何が出来るのだろうか。

どういう役割を担っていくのだろうか。

最近、そんなことを考えるようになってきた。


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by kei-jewellery | 2012-05-21 01:07

ロケットしずく

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満点の星空の中、

ロケット“しずく”が光の道を創りながら走り抜けていった!

慌てて妻を起こしに行って、カメラを取って、外に戻ると驚くほど小さくなっていた。

猛スピードなのだ。


なんて、さいさきが好いのだろう。

雫ギャラリー6月2日オープンです。

みなさまどうぞよろしくお願いします。
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by kei-jewellery | 2012-05-18 01:51

ピンク



屋久島に来てピンクが好きになりました。

母からの遺伝か?

いつもありがとうー
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by kei-jewellery | 2012-05-18 01:35

少しだけ体を動かす

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このユリの質感がたまらない。

僕が虫なら真ん中目指して飛んじゃうね。


今日はたまらなく体を動かしたくなって、ギャラリーの庭の手入れをやりに行った。

敷地内にある不要なブロックや石を取り除き、ハーブの“園”になる予定の場所に生えている雑草を抜きまくって、土を耕しまくった。

少しひんやりする気温だったが、体を動かしているとすぐに汗が出てくる。

何となく体が軽くなったような気がして、気分が高揚してきた。

昔から僕は体を動かすこと、スポーツや力仕事が大好きなのだ。

たいした重さのものを持てるわけじゃないし、誰よりも早く走れたことなんて一度もないし、全然得意じゃないけれど、大好きなことをずっとずっと続けていくことができて嬉しい。

こういう基準で自分が選んだことって凄く信頼できると思う。

こういうことが生み出す時間は一番自分らしい時間で、とっても濃縮なのだろう。

濃縮な時間は推進力を持つ。

仕事やプライベートで僕を取り囲む、大好きだと思って始めたことの中にいつの間にか紛れ込むことを許してしまっている、そんなに好きではないことを整理する時間も大切だなと最近は強く感じている。
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by kei-jewellery | 2012-05-17 01:17

ユリの季節

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ユリの季節。

僕の家の周りは真っ白いユリに囲まれていて、所々から甘い香りが漂ってくる。

雨上がりの雫を纏った花の表面は優しさに包まれていて、絹のように滑らかだ。

気品という言葉はここから生まれたのだろうか。

美しさの奥に揺るがない力強さを感じる。

この絹のように滑らかな白と甘い香りは僕たちの中にある記憶の一部なのだろうか。

雨上がりの朝、窓越しにユリを眺めていると、心の中がグッグッと満たされていくのが分かった。

今日も素晴らしい一日になりそうだ。


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こちらはユリのネックレスです。

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シルバーで作った花びらの中にはゴールドで包まれたダイアモンドがセットされています。

トップ部分は約1cmほどで、とっても華奢でかわいいのですよ♪

こちらは屋久島の12ヶ月の花をモチーフにした作品群“12flowers”の5月の花なのです。

気品と甘い香りに包まれて。

どこかへ出かけたくなりそうです。

“12flowers”は六月二日オープンの雫ギャラリーにて全ての月の作品を展示いたしますので、

皆さま、ぜひ観にいらして下さいね。

今日もブログに来てくださってありがとうございます。

よい一日を♪
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by kei-jewellery | 2012-05-16 02:05 | ジュエリー

風の中

風がとても強い日。

アトリエにこもってひたすら制作。

ただ一つのことだけをやり続けた。


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by kei-jewellery | 2012-05-15 02:25


ケイ ナカムラ ジュエリーは屋久島発のジュエリーブランドです。作家・中村圭がジュエリーと写真と文章で、日々の美しさをお届けします。しずくギャラリーとホームページにて、作品を観て頂けます。


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