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まどろみの世界

久しぶりに海に入る。八月最後の太陽の光は眩しく、僕にとって、お盆以来の海はとても穏やかで友好的だった。

サクッと入って仕事に戻るつもりが、仲間達とワイワイやっている家に夕方に。遅れてきたGちゃんが、彼女のYちゃん、愛犬ビッチャンと三人で堤防の上を楽しそうに歩いてるのがとてもほのぼのとしていたり、激しいスコールが二回もやってきたり、山の向こうに二重の虹を見たりと、なかなか盛りだくさんな、いつもの中間の海だった。いつもの雰囲気が、こうやってずっと続いているんだな、と感じて少しほっとした気分になることが出来た。

そのあと、Gちゃんたちが家までトビウオをもってきてくれた。今朝漁で捕ってきたばかりのトビウオはキラキラしていて凄くおいしそう。かわりに、ちょうどあった焼酎を一升もって帰ってもうことに。外では激しく雨が降り続き、その雨音を聴きながら、ビッチャンが気持ちよさそうにまどろみの世界に身を置いている。

雨はまだ降り続いている。今夜僕にも、まどろみの世界は訪れるのだろうか。

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by kei-jewellery | 2010-08-31 23:43

ゴールデンスランバー

伊坂光太郎さん原作のDVD“ゴールデンスランバー”を観ました。
いやー、感動しました。よかったです。原作の小説はだいぶん前に読んだのですが、氏の懐の深さをあらためて実感することが出来ました。
世の中にはこんなに凄い才能が存在しているのだと思うと、なんだかとてもテンションが上がってしまいます。
ありがとうございます。
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by kei-jewellery | 2010-08-29 22:48

バナナ、裏バナナ

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バナナ成長観察定期報告です。
順調に育ってきています。これからゆっくりと時間をかけて熟していくと思われます。
みなさんにはずっと黙っていましたが、実はメインのバナナの他にもう一つのバナナの房があるのです。
写真左側に大きく写っているのがメインで、右の奥の方に写っている房、見えますでしょうか。裏バナナです。
メインの方からだいぶん遅れて実をつけたのですが、こちらも順調に育っています。何の問題もありません。
裏バナナのほうは少し死角に位置していますので、もしかすると、気が付いているのは僕と妻だけかもしれませんね。ここのところまったく姿を見せない土地の持ち主はこのことをきちんと把握しているのでしょうか。事件は現場で起こっています。

「おや、今年は裏バナナが成っているじゃないですか。すっかり、現場のことは任せっきりにしていたので気が付かなかったです。草払いもやってもらったし、今年はどうです、ヒト房、メインでも裏でも。」みたいなことにはなるのでしょうか。ならないのでしょうか。

とりあえず、イメージトレーニングでもやっておきます。
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by kei-jewellery | 2010-08-29 00:17

熱帯の風

嵐。
凶暴な突風が吹き続けた。暑く湿った風はをまとったこの島は熱帯だ。ヒト一人分よりも大きなバナナの葉が大きくしなり、揺れている。
横殴りの雨が激しく家の壁を叩きつけるたびに不安な気持ちがこみ上げてくる。
そして僕は、今自分がとても厳しい自然環境の中に身を置いて生活しているのだというイメージあらためて確認する。
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by kei-jewellery | 2010-08-27 23:20

秋の空

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もうそろそろ秋なのかな。ここ最近、空の様子が少し変わってきたように感じる。
夏の間、大気中を覆っていた厚さ0.5mm程のぼんやりとした薄白い光りのベールは知らない間に消え去り、後には秋を思わせるクリアな空が残されていた。それにしても、暑すぎる残暑だ。
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by kei-jewellery | 2010-08-27 00:16

シダのモチーフ

シダをモチーフにした作品の製作。
このモチーフを使うのは、今回の個展の製作においては、おそらく最後になるだろう。

これまで、結構な数のシダをモチーフにした作品を創ってきたように思う。様々なシダを観察して、デッサンしてデザインする。そして実際に金属でシダのかたちを作りあげていく。それを何度もおこなっているうちに、少しずつ、シダという植物の成り立ちのポイントに近づいていく。一つ一つの葉が分割していくリズムや隣接する葉のエッジがカーブを描く法則はどんな種類のシダでも根本的には同じである、というようなことだ。

クローズアップや全体像、その成り立ちや成長を観察しているうちに、もしかすると、植物に限らず全てのモノは同じリズムや法則をもって存在しているのではないだろうか、という考えがよぎることがある。

今、こうして自然の中に身を置いて作品を創れることに感謝したい。
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by kei-jewellery | 2010-08-24 22:57

夜光貝

この数ヶ月で夜光貝の殻を3個も頂いた。
磨くと、乳白色の真珠層が七色に光り輝く、とても美しく貴重な素材である。

一昨日は若き杜氏のRちゃんが、とれたての夜光貝を中身と殻の両方持ってきてくれた。
中身は刺身、バターソテー、たたき、と大人の絶品コースで頂く。
台所にある殻の内側はなめらかなカーブを描いていて、トロンとした艶めかしい光りを放っていた。

夜光貝は他の貝と比べて、相当な厚みをもつのも一つの特徴で、三次元的なボリュームのある造形を行うことが可能である。例えば、断面に穴を開けてビーズにするとか。カメオのような立体的な彫刻を施すとか。

せっかくのご縁なので、いくつか夜光貝を使った作品を創ってみようかな。

それにしても、お刺身おいしかったなー。
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by kei-jewellery | 2010-08-23 23:00

バナナの葉先から

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by kei-jewellery | 2010-08-21 23:10

pino,常設

これだけ暑いと、一日の中に色々な波がやってくる。大きい波、小さい波、そして急に掘れあがる波、様々な波がやってくる。気温の変化は僕の体を直接的に揺さぶり、揺さぶられる僕の体は自身の心を大きく揺さぶる。集中や平常心をキーワードとする細かい作業にはかなりバットな状況である。

一つの解決策というのはかなり大げさだけど、この時期になると、僕の家の冷凍庫にはpinoの大箱が常設されている。気温が上がるとpinoをたべる、心が揺れるとpinoをたべる。そんな感じだ。素敵なサイズ感。素敵なチョコバランス。ナイストリオ。pino。

無難で冒険できない性格の僕はいつもpinoを赤、青、黄色、とバランスよく食べる。pinoの三角食べである。しかし、妻はそんなことはお構いなく、いつも赤ばかり集中して食べ続ける。すると僕は、箱の中の小宇宙に失われたバランスを保つべく黄色と青を意識してチョイスする。なんて気の小さいことだろう。いつの日か、pinoは黄色しか絶対に食べないというくらいの大物になりたいものだ。いつしか、箱の中を赤と青だけにしてやりたい、と思う。

あと、夏の夜は凄く気持ちがよい。昼間の“なんとなくつきまとう倦怠感”はあたりを覆い尽くす闇の到来を期に、すっと体の中から消え去っていく。喧噪が静寂にバトンを渡す瞬間だ。集中力を取り戻した夜の空気に、鈴虫の鳴き声がしんしんと融け込んでく。

今日も調子に乗って、庭で焼き鳥を焼く。イベントとしての焼き鳥ではなくて、食事としての焼き鳥だ。外で焼いて、家の中で食べる。ぐっと冷やした素麺とともに食べる。

明日はどんな波が来るのだろうか。妻はまた、pinoの赤ばかりを食べるのだろうか。
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by kei-jewellery | 2010-08-20 23:04

猫、帰る?

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ふと、窓越しに裏庭を観ると、ツワブキの葉の下で猫が涼んでいた。
この光景、見覚えがある。この前の子猫が帰ってきたのだろうか?
目の色は違うような気がするのだけれど、ブチ感は相当似ている。
もし同じ猫ならば、相当ワイルドになって帰ってきたことになる。
僕がクーラーに当たりながらのうのうと過ごしている一ヶ月足らずの間、本当に色々なことがあったのだろうオーラがガンガンに出まくっている。
目の色が成長に従って変化するということはあるのだろうか?
以前の丸っこいフォルムの印象は薄れ、しなやかで余分な肉の付いていないその体は野性味を帯びている。
僕がPINOのアイスクリームを赤、青、黄色とバランスよく食べるという無難な食生活を送っている間、この猫は食うか、食われるかのギリギリの世界を生き抜いてきたのだろうか?
それとも、やっぱり違う猫なのだろうか?
7月24日の記事にその子猫の写真のっています。
どうなんでしょうねー
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by kei-jewellery | 2010-08-19 21:38


ケイ ナカムラ ジュエリーは屋久島発のジュエリーブランドです。作家・中村圭がジュエリーと写真と文章で、日々の美しさをお届けします。しずくギャラリーとホームページにて、作品を観て頂けます。


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